ネット福業 働き方はどのように変わっていったか？【後編】

現在、サラリーマンやOLなどをしていて

「これは私のやりたい仕事じゃない」

「もっと違う働き方、生き方があるはず・・」

と感じている方は多いのではないでしょうか？

前回、私がネット副業を始めるまで働き方がどのように変わってきたか？

をお伝えしました。
↓　↓

www.kyoanchan.com

今回は外資系ホテルを辞めてからの話になります。

今の働き方、生き方がしっくりこない、いろいろな不安が出てくる・・・

など感じている方が、少しでもすっきりして、

もっと本当の自分の人生を生きていきていける、選択できるんだ

と思ってもらえれば嬉しいです^_^

町家でコンシェルジュ

ホテルを辞めた私は、
これからは絶対自分の身体に負担になるような仕事はしない！と決めました。

そしてある時、

新聞にはさんであったような広告で募集していた

町家のコンシェルジュの仕事に応募しました。

こちらに応募したのは

勤務時間が遅くなったとしても夜の７時ぐらいまでと早いので

肉体的にも、精神的にも楽だと思ったからです。

ホテルの仕事は好きでしたが、大規模なホテルで
多くのお客様相手に事務的にこなさないといけなかったようなことも

この町家でなら一人一人のお客様により楽しんでもらえるように応対できる
という心地よさもあったと思います。

世界各国からのお客様を１５棟ぐらいある町家にそれぞれ案内し、
日本での町家の暮らし方を説明したり、彼らの要望に対応したりと、

いろいろな国の方と話せること、
日本の町家の良さを伝え、滞在を楽しんでもらえることはとてもやりがいがありました。

ここでの仕事は
「これは本当に私にぴったりの仕事だ」と心から思えた仕事でした。

そしてやはり私は
人と接する仕事が好きなんだなとつくづく感じた時でもあります。

そして４年ぐらい勤めた後、ここでの仕事を「やり終えた感」が出てきました。

この頃からでしょうか？

自分の時間（命）の使い方を本当に心の底から考えるようになりました。

そしてこれまでおもてなしする側だったけれど、
おもてなしされる側になって楽しむことに時間を使いたいという思いも出てきました。

もはや自分の場所はここではないと感じたら
そこにいることは出来ない（笑）私は

先のことは何も考えずこの仕事を辞めました。

副業に集中

町家に勤めている間も、空き時間で電子書籍を書いたり、
英語のコーチングもしていたものの、

町家での仕事があるゆえになかなか副業の時間がとれない・・・

という状況でもあったので

仕事を辞めたら副業に集中できる！という思いでウキウキ気分でした。

やはりどこかに勤めるということは
たとえパートタイムでも働いている時間は拘束されており

時間的な自由はないのです。

そしてどこかに属して働くということは
一時的な収入を得るには一番てっとり早い方法ですが、

その多くは、働いた時間が終わると完結してしまいます。

それは後には何ももたらさないということです。

何ももたらさないというのは収入面という意味で、
もちろんその経験は後々何かしら役に立つ可能性はありますし、
その後の自分の人生に活かされることは多々あります。

その点、電子書籍の執筆は書いている時は、
自分がやりたいこと、楽しいことをやっている感覚があり、

時間を忘れるほど没頭し、
書いている時間はかかるかもしれませんが、

私が発した言葉が会ったこともない誰かの心に響いたり、
何かしら役に立ったり、

少しでも自分以外の誰かを幸せに出来たりしたならば、
書いた後の時間も何かしらの価値をもたらす可能性があるのです。

そして自分だけの喜びにとどまらず、
他の誰かを少しでも幸せに出来たかな？と思う喜びは
何にも代えがたいものでした。

また
労働＝収入の形をいつまでも続けていると、

自分が７０歳、８０歳になっても働かなくては収入が入らない・・

という状態を続けることになります。

現在も電子書籍の執筆は続けていますが、
町家を辞めて電子書籍の執筆に集中できた期間というのは、

改めて

「働く」とはどういうことか？

自分の時間（命）を人生でどのように使っていくのか？

自分は何をしている時が楽しいのか？

いったい私は何をしたいのか？

どういう働き方、生き方がしたいのか？

ということを深く考えるいい機会となりました。

そして、とある方のブログを読んでいて気づいたことがあります。

その方は働く必要のないぐらいの収入を得ている方ですが、
運動不足解消のために某宅急便の会社に応募したというのです。

ご存知のとおり宅急便はその当時でも人手不足で
短時間労働でも人を雇いたかったはずです。

その方は本を執筆したり、投資のアドバイスやセミナーもしているのですが、
運動不足解消にお金を払ってジムに通って、
同じ景色を見て、走ったりなどするよりも、

１日に数時間でも運動になって、
いろいろな景色も見ながら、
おまけに時給は低くてもこづかいまでもらえるほうが面白いと考えたのでしょう。

その宅急便会社に履歴書を送ったのですが
残念ながら書類選考で落とされてしまいました。

おそらく履歴書に今までのキャリアを正直に書いて、
どうしてこんなキャリアを持ってるのに
宅急便で働く必要があるのか・・と怪しまれた？

または適任者ではないと判断されたのでは？

と本人は分析されてましたが（笑）

この記事を読んだ時、

私は「時間の使い方というのはこういうことやな！」

というのが腑に落ちたのです。

それは「楽しいことに、自分のやりたいことに時間を使う」というのと同時に、

たとえばこの方のように
「運動不足解消のための方法として◯◯に自分の時間を投資する」
ということです。

ジムに行って運動不足を解消するというのも
自分への投資という意味では同じですが、

それはお金を払って投資しているという意味合いのほうが強いように思います。

この方のような
「時間の使い方」の概念は私も含めて多くの人が出来ていないのでは？
と感じたことでもありました^^;

外国人のための料理教室

しばらく副業に集中していましたが、１年ぐらいした頃でしょうか、
私はやはりリアルにいろいろな国の方と接するということがしたいんだな
と心から思い、

インターネットで「外国人に日本料理を教える先生」を募集していたので
「楽しそう！」と思って応募しました。

この仕事は一見今までと同じような仕事（労働＝収入）に思えますが、
私にとっては全然違う感覚でした。

もちろん数時間とはいえども自分の時間を使うということになるのですが、

自分が自分の時間をこういうふうに使いたいと１００％思える仕事だったからです。

そしてこの仕事が「いろいろな国の方と接するということ」を
私に対して可能にしてくれる仕事だったということです。

仕事場を提供してもらっているという感覚だったと思います。

この仕事は外国に住む日本人のオーナーが
「お客様も楽しんでもらって、自分たちも楽しむ」
という思いを持って新しく立ち上げた会社で、

その思いに共感し、運良く採用となったんですが、
準備してスタート！した直後・・・・
あいにくのコロナ感染拡大が始まってしまいました。

外国人のゲストを迎えて、
みなさんが本当に楽しんで日本料理を作っている姿を見ることは

自分自身も楽しませてもらい、本当にやりがいのある仕事だったんですが、
立ち上げてすぐの会社には継続することは難しかったようで
半年も立たないうちにお料理教室はクローズとなってしまいました。

この仕事を始めてつくづく思うことは、

やはり仕事をする時に「楽しそう！」と感じるかどうか

というのはとても大切なことだということです。

時給がいくらだとか、
何時間働くとか、大きい会社だとか、そういうことはどうでもよく、

自分が生き生きできる、輝ける場所ということが大事なのです。

この仕事は私にとっては、これまでやってきた仕事の中で

仕事と遊びの境目がほとんどないに等しいといえた仕事でした。

楽しすぎてお給料もらえるのがラッキー♪

ぐらいのものです＼(^o^)／

実際にオーナーにも言っていたぐらいです。

そして頼まれもしないのに、あのコロナ禍になった時にも

「どのようにしたらより外国の人にもっと楽しんでもらえるか」

「どうしたらたくさん来てもらえるだろうか」など

自分の頭で考えて実際にいろいろしてみたりなど、

これまで、こんなに自発的に動いたことなんてなかったよねー

ぐらいの勢いでした（笑）

仕事とはそんなものではないでしょうか？

この「楽しい」と思える働き方、生き方が
本来、多くの人がしたいのではないかな？と思うんです(*^^*)

現在は？

あなたは何をしている人ですか？

にはっきり答えられないぐらいいろいろなことをしていますが、

自分でも驚くことは
当初私が会社を辞めた時の思い

「英語を使った仕事がしたい」
「いろんな国の方と触れ合う仕事がしたい」

が、叶っているといるということです。

現在は、通訳ガイドをしながら

英語コーチング
ネット副業コンサルタント
kindle出版コンサル
翻訳

などなどするようになりました。

まとめ

これらのいろいろな複業をしてきて感じられる嬉しいことは

本当の自分の人生を生きたい！

と思っているかつての私のような方々が、

より自分らしい人生が歩める、幸せになることを応援することで

私自身が

今どういうことを考えているのか？ということや、

自分は何者か？ということをより深く堀り起こせるということです、

それは自分自身を応援しているような感じでもあります(^^♪

いろいろな仕事を通して、いろいろな方との出会いによって
今まで知らなかった自分との出会いを見つけられることが楽しいのです。

そして年齢に関わらず、これから学ぼうとする彼らの姿勢に時には圧倒され、
反対に多くを学ばせてもらっているように感じています。

英語のみならず、
どんなことも他の誰かの夢を叶えるお手伝いが出来ることは
時には自分が何かを成し遂げる以上の喜びを感じます。

世の中の多くの人が、自らが思うところの働き方改革、生き方改革をして

これが私の福業です💓

といえるような仕事を通して
幸せを感じられたらいいな～と心から思います(*^^*)