電子書籍を何冊か出版していると
「あー、次は何を書こうか」
「なんか思うようにサクサク書けないな・・・」
と「書く」こと自体が止まってしまうということは多々あるかと思います。
そんな時でも「電子書籍がサクサク書けるようになる」方法を
私の経験からではありますがお伝えしたいと思います。
自分にあった方法で書く
あなたはkindle書籍を書く時
どのような方法で書いていますか?
・google document にとりあえずどんどん書いていく
・Workflowy などを使って全体のイメージをつかみながら詳細を書き足していく
・メモ帳に思いつく都度書いていく
などなど
人それぞれいろいろな方法で書いておられるかと思います。
これまで電子書籍を出版して思うことは
「その人にあった方法で書く」ということの重要性です。
私自身、出版過程で書く方法はいろいろ変わってきましたが
最近は主に次の2つの方法で書いています。
仮のタイトル、テーマを決めておき、
・大項目を書いておき、その項目ごとに文章を細かく書いていく
・文章をズラズラとただひたすら書いていき、それらの共通の大項目を作り、その短い文章ごとに大項目にあてはめていく
というものです。
書く文章の内容は「自分の頭で考えていること、ふと思ったこと」を直接パソコンで入力したり、これまでノートに手書きしていたことで同じテーマのことをピックアップしてPCに書き出していったりという感じです。
私は文字を書くこと自体が気分がいいので本を読んだ時に心に響いた言葉やふと思ったことを書くのにいつもノートを持ち歩いています。その中から書き出していることが多いように思います。
自分にあった方法で書いていくということはつまり、自分が気分よく書ける方法ですね。
以前、私は
「Workflowy で書くと書籍の全体的なイメージがつかめるからいい」
といううわさを聞き、やってみたんですが
その使い方に慣れるまでにその操作自体がストレスになってしまったんですね^^;
どこかで「これを使いこなさないと~!」と思っていたからだと思います。
もちろんこの方法が合う人はた~くさんいますし、あなたには合っているかもしれません。
でも、この時思ったんです。
「自分にあった方法で書く」ということが最強だということ。
どんなに時短になって便利だと言われるツールでも
「自分にあってる方法に勝るものはない」ということです。
アウトプットのための読書をする
私自身、本を読むことが好きで、小説、脳科学、心理学、成功哲学、経済の本、ハウツー本、スピリチュアル系、などなど
電子書籍を含めて週に3冊~5冊は読みます。
小説などはどっぷりその世界に入りこんで読みますが、その他の本はアウトプットするために読むこともあります。本の中で自分が共感したことや、刺激を受けた言葉などをノートやスマホに書き出しておき、その時自分が考えたことを簡単な言葉で書いておきます。そして書いたことのテーマをその文章の頭に書いておきます。
たとえば、「好きなことをして自由に生きていく」ような内容であれば「好き、人生」と書くというような感じです。
すると電子書籍を書く時に同じテーマのことをこのあたりに書いていたな~」と体感で覚えているので簡単に探し出せます。
その時に書いたことをもとに自分の考えを深堀りしてパソコンに入力していくといった感じです。
どうしても自分が考えたことだけしか書けない!と思うと、「もう書けない・・・」となってしまいがちですが他の著者の本を読むことで、新たに自分の持っているものに気づくということもあるのです。
インプットは何も読書に限らなくとも、Audiobookやyoutubeで発信している他者のものを見てみる、自分が書こうと思っている分野ですでに発信している人のブログなどを見てみるのもいいでしょう。
ただし、それらを見ることであなたがいい刺激を受けられるものを選ぶことです。わざわざあなたの気分を下げるものを見に行く必要はありません。
アウトプットのためのインプットは「あなたが書く」ことをどんどん進めてくれることと思いますよ。
脳のスペースをあける
人は常に何かしら考えている生き物です。
いつもあなたの頭はいーっぱいではないでしょうか?
昼間に仕事をしている人なら、仕事が終わってから「電子書籍を書こう!」なんていうエネルギーも残ってないし、頭ももう働かない・・・・という状態かと思います。
私自身も本業を持っていますが、電子書籍や他のネット副業をするのは必ず仕事の前です。仕事の後にエネルギーが残されてないことがわかっているからです。
朝はまだ睡眠で整理され脳がリフレッシュされた状態なので「書く」ことのはかどりぐあいが午後からのそれとではぜーんぜん違うのです。
ぜひ「書く」ことはあなたにとっての脳のゴールデンタイムに行ってください。
そして「脳が疲れているな・・・」と思ったときには、無理をせず「脳を休ます」ことです。
脳を休ますってどういうことかというと、空いた時間をスマホや何かしら読み物を見たりと「何かしらする」ということではなく
ただ「ぼーっとする」だけです(笑)
これは現代の常に時間に追われている人にはなかなか出来ないことかもしれませんが、脳に上手く働いてもらうために一番効果的なんです。
脳がうまく働いてくれると、自分からの言葉や考えもスイスイ出てきます。
いくら頑張っても脳が疲れているうえ無理矢理働いてもらおうとしても
「もうこれ以上働かせないでよ~」と脳に言われているようなもの^^;
いさぎよく「ぼーっとする時間を持つ」また「数分でも目をつぶる」でもいいですね。
脳にスペースを与えてあげるのです。
たとえそれが数分であっても、全然頭のスッキリ感が違うことに気づきます。
サクサク書ける方法も人それぞれ。
あなたの言葉を上手く紡ぎだせる方法でサクサク書いてみてくださいね(^^♪