電子書籍が売れるかどうかは
タイトルと表紙で決まると言っても過言ではありません。
なぜなら紙の書籍と違って
中身を全部パラパラ見てから買う
ということが出来ないからです。
読者がこの本を読みたい思うのは
タイトルと表紙のインパクト。そして内容紹介文によってです。
極端に言えば
内容はどうであれ
表紙とタイトルさえ読者にとって魅力的であれば
読者は読もうと思うわけです。
私がタイトルをつける際
やっていることは
コンビ二などで販売されている本のタイトル
(コンピ二は売れる本しか置かない)や
Amazonで売れている本のタイトルを参考にしたり、
ふと思いついたタイトルをメモしたりしておき、
原稿が出来て出版する直前に
ピタっとくるものをつけています^_^
タイトルは大事ですが
時間をかけて考えればいいということでもありません^^;
いくつか候補をあげてみて
「コレっ」と直感で選ぶのがいいかと思います。
タイトルのつけ方は慣れるまでは下記を参考にしてみてください。
◆タイトル
①14文字以内にする「~する方法」タイプ
社内恋愛がバレない方法。5日で1キロやせる食事法
②対比のタイプ
1流のイケメン、2流のダメ男
お金持ち思考と貧乏思考
③ 数字を使う
7日間で思考を180度変える方法
④語り口調のタイプ
なぜ、あなたは仕事が出来ないのか?
⑤ビフォーアフターがわかるタイプ
30歳彼女なしから大逆転~運命の人と出会うまでにやった7つのこと
どのタイプのタイトルのつけ方でも大事なポイントは
・タイトルを見ただけで、本の中身が想像できる
・それが、読者の求めていることである
・この本によって読者の抱えている問題が解決できるとすぐにわかる
ことです。
実際、アメリカの電子書籍出版会社では
今のトレンドのキーワードを先にサーチしてから
どのような本がトレンドになるかを決め
それから著者を探すという工程を踏んでいるそうです。
このことからも
電子書籍がいかにニッチな分野であっても出版でき
より読者のターゲットをしぼった具体的なタイトルが好まれ
そのキーワードをタイトルに入れることが大事かがわかるかと思います。
◆表紙
タイトルと同様に表紙も手を抜いてはいけません。
視覚に訴える重要な部分になります。
一般的に色は、黄色、オレンジ、ピンクは目を引きやすいといわれています。
これらの色を使うことも効果的ですが
色はどうであれ、一番大事なのは文字の見やすさです。
どんなに目をひく色を使ったとしても
文字がぼやけていたり、
小さくて見えないと読者にとってはストレスになります^^;
表紙に使う画像ですが、視線訴求を利用する方法があります。
たとえば
「可愛い子供」や「素敵な笑顔の女性」がこちらに視線を向けている画像
を中心に入れると「視線訴求の法則」が働き
思わず見てしまうということがあるようです^_^
もちろん、本の内容とマッチしていることが前提ですが
もし使える機会があればぜひこの法則を活用してみてください。
表紙作成も慣れれば数分で作れるようになります。
私はCanva(無料版)を使っています。
表紙の重要性から考えると
プロの方におまかせする
のもいいかもしれませんが
最初の頃は
売れる電子書籍のタイトルや表紙をリサーチするという面でも
自分で作ることをオススメします(*^^*)