電子書籍出版の際、KDPの画面で入れる内容紹介文は
タイトルと表紙の次に読者が見る重要な部分です。
それによって読者があなたの本を買うか、読むかを判断するからです。
電子書籍は紙媒体の書籍のように書店でパラパラと中身を見ることが出来ないので
そのかわりに読者は内容紹介文を読むのです。
ということは、
「本書では・・・・・ということをご紹介しています」と簡単に書いているだけでは
本の充分な説明にならないということがわかります^^;
こちらでは読者にあなたの本を手にとってもらうため、内容紹介文に入れるべき大事な6つのことをご紹介していきます。
私がkindle出版を始めた当初は「恋愛関係の本」を多く書いていました。こちらでは恋愛関係の本を例に説明していきます(*^^*)
内容紹介文に入れるべき6つのこと
①本の内容を紹介する
内容紹介文は、主にPASONAの法則にそって書いていきます。
たとえば、本の内容が恋愛がいつも上手くいかない男性に向けたハウツー本だったとします。
PASONAの法則というのは次のような流れです。
Pーproblem 問題提起
AーAgitation 扇動する、不安を煽る
SOーSolution 解決策を提示する
NーNarrow down 限定する、絞り込む
AーAction 促す、行動に移す
たとえば
P-好きな彼女が出来てもいつも「いい人」で終わって、恋愛に進展しないということはありませんか?」
Aーそのままの恋愛パターンを繰りかえして、生涯彼女がいない人生でいいですか?
SO-でもいったんあなたが女性の心理を心から理解したならば、あなたの恋愛はいい方向に動き出します。
Nーただいま5日間のみ無料キャンペーンを行っています(これは無料キャンペン中だけにしか使えないですが)
A-「〇〇する方法」で、あなたも素敵な彼女をゲットしてください!
こちらはほんの一例ですが
こちらの文章にプラスして
著者の○○はかつて彼女いない歴30数年のダメダメ男子でしたが、○○の方法を使うことで素敵な彼女にめぐりあうことが出来たんです。
または
著者はかつて普通のOLでしたが、社内でイケメンなのに全然モテない人、大してかっこよくないのになぜか女性にもてるという男性の何が違うのかということに気づきました。それは多くの彼女ができない男性が○○を理解していない・・ということだったのです。
本書の中にあなたがこれまで気づかなかった彼女を簡単にゲットする方法、ヒントがたっぷり盛り込まれています・・・・
というように、著者の経験がより読者の共感をえられるものであればあるほど、著者にも親近感をもってくれ、その本について知りたい!と興味を持ってくれるのです。
そして
内容紹介文の最初の2,3行は特に大事です。その最初の数行に本の内容を表すキーワードを必ず入れるということです。
たとえばこの場合であれば
「恋愛」「口下手」「彼女ができない」「30代男子」など。
内容紹介文の中の言葉は読者が読みたい本を探すときの検索対象になるので、あなたの本が見つけられる可能性があがるからです。
②「こんな方にピッタリです!」
次にこの本を読む読者はどんな悩みを抱えている人なのか、どんなことを解決したいのかを考えて4~5つ書きます。
たとえば、「恋愛が上手くいかない話ベタ男性」に向けた本であれば
◆こんな方にピッタリです!
・いつも友達どまり、恋愛に進展しない
・女性との会話が苦手
・彼女とデートしたい
・女性の心理がわからない
という感じです。
これらを入れることで、読者が「私のための本だ!」と思ってくれるのです。
③目次
目次を入れておくことで読者は本の内容が大体わかるので安心して購入することが出来ます。紙の本ならば目次をパラッと見て購入するかどうか判断できますね。
電子書籍はそれが出来ないので読者は内容紹介文を見て判断するしかないのです。なので必ず目次は入れましょう!
このような感じです。
↓
【本書の内容】
はじめに
第一章 〇〇〇
・△△
・△△
第二章 〇〇〇
・△△
・△△
第三章 〇〇〇
・△△
・△△
おわりに
④プロフィール
当然のことながら、読者があなたの本を初めて買うなら、どんな人が書いたのかとまず知りたいと思います。
なので、あなたが何者で、何をしていて、どのようなことを伝えようとしているのかがプロフィールを読んだだけでわかるようにしておきます。
あなたの読者が目の前にいるつもりで、自己紹介してください。
内容紹介文は読者が一瞬で見るものなので、そんなに長文でなく、あなたという人物を出来るだけ簡潔に書くようにしましょう。
著者セントラルに入れられるプロフィールもありますが、内容紹介文の中に入れておくと、読者にとってはわざわざプロフィールを見にいく手間もなくスムーズに見られるので双方にとってもいいのです。
⑤書籍の中にある特典
これはある時思いついたのですが、もし書籍の中で、「特典」や「メルマガの新規登録の方には無料〇〇プレゼント」など、何かしらのプレゼントを入れているのであれば、それを内容紹介文の中に入れておけばいいのでは?と思いました。
ただいま書籍内で【〇〇の特典】プレゼント中です!
というようにです。
そのプレゼントが読者にとって魅力的であれば、それだけでも読む価値はあるかも?・・・とあなたの本を購入してくれるかもしれません。
ぜひお試しください。
⑥過去の読者の感想
もしその本のレビューがすでにあるのなら、それも内容紹介文にいくつか入れておきます。読者がわざわざレビューを改めて見にいかなくても、あなたの本の評判がひとめでわかります。
本を買う時にレビューというのは、読者にとって気になるもので、買う時の一番のモチベーションになるものだからです。
まとめ
以上内容紹介文に入れるべき6つのことをご紹介しました。
実際にご紹介した内容は、私が出版する時に試してみたところ、何かしら効果のあったもので、これらを入れる順序はいろいろ入れ替えてみたり、何か付け加えてみたりして何でも試して、あなたのオリジナルの内容紹介文にしていかれることをオススメします(*^^*)
電子書籍は低価格で買いやすいということがありますが、こんな分量と内容ででこの価格?という質の悪いものも中にはあります。
読者の方に安心感を持ってご購入いただくためにも、読者の立場にたって、内容紹介文を書いていくことはとても重要なことだと思います(^^♪
さいごに内容紹介文も書けて出版出来たなら、出版後でもいいので、著者セントラルという著者ページはぜひ活用してみてください。こちらの記事で詳しく説明しています。
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