電子書籍の表紙を作る際
パワーポイントなど利用する方法もありますが
これまで表紙を作ってきた中で
私が一番簡単だと感じたCanvaで作る方法をご紹介します。
まず、Canvaを立ち上げます。
有料版もありますが、無料版で充分ですのでアカウントを作っておいてください。
表紙を作る時にも最初から完璧なものを作ろうとしないことです。
まずは「試してみる」という感覚で
いろいろ操作すると「結構できるやん!」と思えます(笑)
そして間違ったと思った時は
上のブルーのバーの⤴(またはCtr+z)で元に戻せますので
何でもやってみることです^_^
①画像サイズを設定
これは必ず最初に設定しておいてください。
表紙を作った後で修正出来るのは有料版のみとなっています。
まず、右上の【デザインを作成】をクリック→カスタムサイズを選択(出ていなければ検索窓にカスタムと入れれば出てきます) 画像サイズ(1600×2560PX)入力→【新しいデザインを作成】をクリック
②画像を選ぶ
左側にいろいろな画像が出てきていますね。
出ていなければ左のバーのテンプレートをクリックしてください。
その中で良さそうなものがありましたらクリック、または右の白い空白の部分にドラッグします。
もし既に自分の保存している画像がありましたら、左のバーのアップロード→メディアのアップロードから挿入することも出来ます。
使えるような画像が何もないという方は、[GAHAG]という著作権フリーの写真やイラスト素材を掲載しているサイトがあります。
サイト内の右上の検索欄に探したい画像のキーワードを入れてみてください。
あなたが書いた書籍の内容にマッチした画像を探します。
たとえば恋愛関係のことを
40代の男性に向けて書いた書籍であれば
「可愛い 女性」など、その読者が好みそうな画像を探します。
決まればその画像をクリックして、名前をつけて保存しておき、Canvaのメディアのアップロードにて挿入してください。
好きな画像をアップロード出来ましたら、サイズを調整します。
画像の端にカーソルを持っていくと矢印↔が出てきますので
好きなサイズに調整してください。
多くの本のように帯をつけたい場合はその部分をあけておきましょう。。
③タイトルや文字を入れる
テンプレートの画像を使った場合には
その文字をクリックすると自由に変更できます。
改めて自分で文字を入れる場合は
左のバーのTをクリック→【見出しを追加・小見出しを追加・ 本文を追加】(文字の大きさが違うだけ、大きさはあとで調整可能です)などいずれかをクリックすると画像の上に文字が出てきます。
文字を入力し、フォントの種類、大きさは
上の白いバーに出ていますので好みで変えていきます。
ちなみに私はじゆうちょうやRound・・・
といった文字が見やすいのでよく使っています。
④帯をつける
左バーの素材をクリックするといろいろな形が出てきます。
その中の□を選び表紙にドラッグし、大きさを調整してください。
上の白いバーの左に現在のカラーが出てきますのでクリック→下のほうを見ると色が選べるようになっているので選択してください。
好みの色がない場合は検索にたとえばピンクと入れると
ピンク系で選べるようになっています。
帯の中に文字を入れるのも
先程のタイトルを入れるのと同じ要領でしてください。
⑤その他の役立つ機能
①~④までの操作で表紙を作るには充分ですが
「あっこれ便利だな」と思った機能を3つだけご紹介します。
(1)縦書きにする
左バーのテキストを選択している状態で、上のバーの一番右の…をクリックするとT↓があります。クリックするだけで文字が縦書きになります。
(2)配置
…をクリックすると配置があります。
クリックすると前面へ、または背面へという表示がありますので
文字が隠れてしまったり、画像を前に出したいときなど
重なりの順を変えたい時に使ってください。
(3)エフェクト
…をクリックするとエフェクトが出てきます。
こちらは背景の画像によって文字が見にくいという時に文字を見やすく浮き上がらせたりできる機能です。
エフェクトをクリックするといろいろなパターンが出てきますので
文字の見やすさを調整してください。
ちなみに⑤その他の役立つ機能使わなくても出来ます。
最初からいきなりいろいろな機能を使おうとするとそれだけで面倒になってしまいますので初めての方はまず表紙を完成させることだけを考えてください。
➅ダウンロード
表紙が出来たら上の青いバーのファイルをクリック→ダウンロード→ファイルの種類JPEG選択→ダウンロードで好きなところへ保存します。
本の帯をつける方法をご案内しましたが、もし複雑だなと思ったら、画像を拡大する際、本全体の大きさまで拡大し、帯なしの表紙でもOKです。
Amazonの売れている書籍の表紙なども参考にして
自分の出来る範囲でやってみてくださいね。
「表紙のつくり方 Canva 電子書籍 表紙」などのキーワードで探せばyou tube でも動画がアップされてますので、細かいことがわからない時はそれらも参考にしてください。