大人になってから何かを始めるという方は多いかと思います。
ピアノ、バレエ、ダンス、習字
人それぞれ何かしらの思いを持って
ある時期にふと始めたくなるものですよね。
私自身、
大人になってから始めたくなったものの中に
ピアノがありました。
でも、小学校から、中学2年まで
ピアノを習っていましたが、
なんとなく常に「やらされ感」があり、
いつも練習、練習といった感じで
ちーっとも楽しくありませんでした^^;
なので、中学の受験時期を理由に
ピアノをやめた時の爽快感といったらありませんでした\(^o^)/
それがなんと社会人になってから
ふとまたピアノを弾きたくなって
幼い頃は高くて買えなかったピアノをお給料をためて買ったのです。
再開したのは
クラシックピアノではなく
ポピュラーピアノでした。
楽譜どおりに弾くことではなく
自由に弾きたいという思いが強かったんだと思います。
最近、
この時始めた私の気持ちとまったく同じ思いで
50代からピアノを再開したという著者の本にとーっても感動しました。
↓ ↓
思うように動かない指
幼い頃は普通に読めたはずの楽譜がスッと読めない
それらのことにショックを受けると同時に没頭せずにはいられない・・
というような感覚は私が感じた感覚と
まったくといっていいほど同じだったのです。
子供のころのやらされ感でピアノを弾くのとはまったく違う感覚・・・
どれだけ上手く弾けるかとか、
どれだけ発表会で上手く披露できるかなんて関係なく
ただピアノを弾くことだけが楽しいという感覚
この感覚って大人になって
再開したからこそわかる感覚かもしれないな・・・・と。
大人になってから始めたピアノも
手を痛めたことをきっかけに手放してしまいましたが
ふと、またやっぱり始めてみようかなと、
思わせてくれました。
しかも今度はクラシックピアノを始めたいと。
なかでも本書の中でも言われていた
「脳によい!」という
私の年代には魅力的な言葉でした(笑)
そして、何歳から始めても遅いことは何ひとつないと
改めて思わせてくれました。
何かを始めたいなと思った時に
背中を押してくれる良書だと思います(*^^*)